2020年の事、これからの事
幾度もの中止、延期を乗り越え、NEWS LINETOUR 2020 STORYの幕が開けました。
自分が「STORY済」の世界にいることが未だに信じられなくて、なんだかずっとふわふわした気持ちでいます。
去年、ツアーの申し込みをして、当落が出た頃ぐらいまでは本当に今までと変わらないごくごく普通の日常で、初日の静岡、翌週の横アリに向けて、新幹線高いなあ〜ホテルも高いなあ〜どれにしようかな〜とかぼんやり思ってたとこまでは記憶あるけど、
静岡、横浜の中止、延期されていた仙台の中止、5月の公演の中止…ぐらいからはもうNEWSに触れる事が悲しくて、あんなにツアーを楽しみに毎日毎日聞いていたアルバムを聞けなくなって、もう1年。
手越くんの活動自粛、脱退があってからはNEWSの映像を見るのが辛くて、録画していた歌番組の編集すら出来ぬまま…笑
行くはずだった静岡のエコパ前で、STORYのパーカー歌うNEWSのこと大好きって思ったはずなのに、あの日あの場所でメンバーに退所を伝えたと言われてから、もう全く見れなくなりました笑
そんな感じでほとんどNEWSに触れずに、毎週ソレダメとゴチだけを楽しみに生きる日々を送っていて、NEWSの曲自体、1年ぶりに聞くような状況で当日を迎えました。
音楽って不思議で、自分が過去につぶやいたツイート見たり、ブログ読み返したりするよりも鮮明に、「その曲を聞いていた当時の自分」を思い出して、この1年の出来事がぶわあって蘇ってきて、多分意味変わんないタイミングでめちゃくちゃ泣いてしまいました笑
ちょっと私の話をします。
そもそも昨年いた職場でのパワハラ&セクハラ上司(飲み会の場で「経験人数何人?」とか「週に何回彼氏としてるん」とか平気で聞いてくる、いま考えるとガチでやばいやつ)のストレスを日々抱えていて、
じわじわ国内にコロナの感染が広がり、同業の取引先や大元のメーカーが、在宅勤務や時短、自宅待機などを導入する中で、そのオッサンだけは「電車は人が混むから同じ方面の社員全員で車通勤しろ」というめちゃくちゃな方向の指示しか出さず(車なんか1番密集空間やんけ…と思ってたけど言えず)、
まじで週5、半日以上職場の人と一緒、拘束される上に、通勤中もめちゃくちゃストレスや命の危機感じる事もあって、車通勤辞めたいって話したらキレられる…エンドレスストレス!!!って感じの日々で…(まじでなんで業務外の事でこんなにストレス抱えなあかんの?と今でも思う)
毎日毎日クローバーの増田くんが書いた歌詞聞いて、増田くんになぐさめされてて、こんなに毎日辛いけど、きっとコンサートに行って増田くんのこの歌を聞いたら元気もらえるからがんばろう!って自分に言い聞かせて、奮い立たせてたんだよね。
そんな中で、相次ぐ公演の中止、それだけに留まらず最終的にはメンバーの脱退まであって、
その上仕事ではパワハラが加速、同僚も仕事出来なさすぎてその負荷が回ってきても、そもそもその同僚が仕事出来んことに気づいてない、みたいな状況で、本当によく毎日あんなとこで働いてたな…あの頃の自分偉いな…って思う笑
大好きな、心の支えにしてたアイドルに会えないだけじゃなくて、そのアイドルのことも辛くて、仕事もどんどん辛くて、最終的には体調を崩して、休職して、そのまま退職に至った訳ですが。
当時は、心療内科に行って「仕事のストレスでしんどい、朝吐き気がする」って言えば誰だってうつ病の診断書ぐらい出るっしょ…これは甘えでしょ…って思ってたけど、元気になった今振り返ると、いやいやあの時は完全に病気だったな〜って思う笑
明らかに体力もなかったしな〜笑
そんなこんなで、休職期間含めて3ヶ月くらいは休職手当もらいながらゆっくりして、
(退職後すぐに転職先の内定もらえて、1ヶ月以上はゆっくり出来たのが本当によかった…)
その間に開催されたハウトゥサクシードも、体力が持つだろうか…と不安になりながらなんとか行って、
(普段ならなんて事ないんだけど、この時はマチネとソワレの2公演を続けて見る体力はなく、ソワレだけ見に行ったりしてた)
私生活でも転職に加え、元々住み着いてた彼氏のひとり暮らしの家を引っ越したり、色々忙しくしているうちにSTORY大阪公演を迎えた、という感じでした。
最後の挨拶でシゲが「メンバーの形は変わってしまったけど、1年前のまま、同じ熱量でやれたと思います」と言っていたけど、
本当にその通りで、敢えて一言でいうなら、「手越くんがいないだけの4人のNEWSのコンサート」だなって思った。
入場の演出にしろ、着替えとかでハケてる時の映像にしろ、「きっとここに手越くんがいたんだな」「手越くんがいたらこうだったんだな」っていうのがよく分かって、(オープニングの映像も4人の紹介だったしね…)
無理やり3人のものにせず、1年前にやる予定だったそのままを見せてもらったことが本当に嬉しかった。
と、同時に、きっとこの衣装、手越くんの分も用意されてるんだよね…とか、手越くんだったらこここういう風に歌うだろうなあ、とか、色々考えてしまって、悲しくなっちゃった。
本来ならお蔵入りになってたかもしれないものを、見せてもらっておいて本当にわがままなんだけどね笑
そんなこと色々考えて、涙止まらなくなったりしながら、
(大阪2日目2部のMCでシゲが「なんかめっちゃ泣いてる人いるもんね」って笑ってたけど、そのなんかめっちゃ泣いてる人わたしだし、わたし以外にもいっぱいいるんだなって安心した笑)
最後、クローバー歌ってくれた時に、去年アルバムがリリースされてから今までの1年のこと、ぶわああああって蘇ってきて、
コンサートもなくて、ライブDVDも見れなくて、全然NEWSに触れてないって思ってたけど、わたし、やっぱりまだこんなにもNEWSに支えられてたんだなあって思った。
病院で診断書出るまでは毎日の生活にいっぱいいっぱいだったし、診断書出てからはおふとんから起き上がれない日もあったりして、クローバーを心の支えにしてたことなんてすっかり忘れてたんだけど。
最後モニターに出てくるNEWSRadioの映像で、初っ端増田くんが「辛いことがあっても、あなたの居場所はここだよ、ここにいていいよって言ってあげたい。そういう場所にしたい」って真っ直ぐ前を見て言ってて、
ああ…わたしの大好きな増田くんだな…いつもいつも、人生でつらい時、支えてくれた増田くんだなって思った。
2020年は、コロナで世の中が大きく変わってしまったという事もあるし、ストレスで体調を崩したのも始めての経験だったから、アイドルの存在をあまり意識出来なかったけど、
「つらいけどNEWSが好きだからここに来る」「ここに来れるからまた頑張れる」って思って、NEWSに会いに行くファンの事、ちゃんと分かってくれてるから、アイドルって、NEWSって、こんなに優しくあったかく、かけがえのない存在なんだなって思った。
次々と先輩方の休止、退所、独立、解散が続き世代交代の波を感じて、NEWSにもいつかこんな日が来るんだろうかと悲しくなった時もあるんだけど、
大阪最後の公演でシゲが「これで4つの地図は出来上がったけど、その地図の行き先は最高の景色だと証明してみてます。これからもNEWSに着いてきてください」と言ってくれて、4人の時もずっと同じようなこと言ってくれていたけど、3人になっても改めて言ってくれたこと、この状況でも言ってくれたことがすごく嬉しくて。
デビューが決まった時に、「これで俺たちオッサンになるまでずっと一緒だね」と喜びあったコヤシゲと、
「ジャニーズに入って最初に所属したグループがNEWSだから大切にしたい」と言ってくれた増田くん。
そして、手越くんがこれで脱退すると言っていた、4人最後になるはずだったコンサートの最後でも「これからもこの仕事を続けていきたい、NEWSで」と言ってくれる増田くん。
その3人が作り上げていく景色を、まだまだわたしも見たいなと思ったし、やっぱりめちゃくちゃ元気もらった。
約2年、コンサートに行ってないと、「もしかしたらもうコンサートなんて生活にいらないかも」って思う瞬間もあったけど、全然そんなことないや。生の力ってすごいや。NEWSのみんなもそう思ってくれてるといいな。
とにかくまずはSTORYツアーの全公演が予定通り開催され、無事に終わること。
そしていつか、以前のように満員の会場で、みんなが集まってコンサートが出来る日が来ることを祈ってます。
NEWSの3人、これからも、よろしくね。