ありえない夢の続き

増田くんというアイドルがすきです

陽だまりの彼女のおはなし







巡り合うも合わねえもな、自分じゃどうにもなんねえんだよ

真緒ちゃんと再会したばかりの浩介くんにかけた田中さんの言葉が、この映画のテーマだと初日舞台挨拶の中継で聞いてからずーっとこの言葉のことを考えていて、結局陽だまりのことブログに書くタイミング逃したままだったけど、せっかく映画館に通ったから、色んなところで上映終了になりはじめたこのタイミングでちょっと自分なりの感想残しとこうと思ったしだいでございます~。
始めから終わりまでもれることなく潤くんがかわいくってかっこよくって、お得意のキスシーンもあって、第三者目線のこっちまでとろけてしまいそうなあまーーーい視線もあり、潤くんが20代のうちにこの映画をやってくれたことに、陽だまりに関わってくれた全てのひとに本当に感謝したいです!!やっぱり潤くんにはラブストーリーが似合うなあと、劇場にいくたび思ってました( ;  ; )

まず原作と大きく違うなあと思ったのは、真緒ちゃんの性格かなあ~?
とは言っても、原作はずっと浩介目線でしか描かれてないから、男目線でみると真緒ちゃんはすごく強くてしっかりしてる女の子に見えるのかもしれないけど、映画の真緒ちゃんはなんていうかこう、すごく弱く見えるシーンがあって。で、原作の真緒ちゃんって本当とんでもないやり方で無理やり運命の糸手探りよせて浩介と再会して浩介の好意を自分に向けちゃうようなすごい女の子なんだけど、肝心なところは浩介任せというか…

一番びっくりしたのが、最初に浩介のおうちにお泊まりしにいくところなんだけど、原作では電車の中で浩介が真緒ちゃんの服のすそ掴んで離さなくて、それだけで浩介のほうからおうちに連れ込んじゃうんだけど、(なんかそこでストレートに今日泊まってかない?とか言葉にして誘えないかんじが本当浩介っぽくてすき)
映画では真緒ちゃんのほうからぴょいっと終電降りちゃって、それどころかその頃にはもう親に今日は泊まるって連絡しちゃう!!!くらい積極的で!!!
原作より浩介の奥手なかんじを演出しようとしたのか、男子的には自分から誘うより女の子のほうから終電飛び降りられるほうがきゅん♡とくるのかわからないけど(笑)、
ここでふと、田中さんのあの言葉を思い出して。

巡り合うも合わねえもな、自分じゃどうにもなんねえんだよ

そうか、と。
原作の真緒ちゃんは、毎日毎日ネットに張り付いてなんとか浩介に辿り着こうとして、結果本当にがんばって再会まで持ってこれたけど、
映画の真緒ちゃんってたぶんそんなことしてないよね。映画のふたりが再会したのって本当に偶然なんだよね。ってことは、ちょっとぐらい自分から終電降りちゃうような強引さがないと次に持ってけないとおもったのかなあって。

あともうひとつずっと引っかかってたのが、潮田とレストランで再会するシーンで。
わたし原作の、真緒ちゃんが潮田の子供使って仕返しするシーンが本当にすきで。あそこ読んでるだけで浩介がどんなに真緒ちゃんのことすきかとか、真緒ちゃんがこの10年で強くなれたこととか、色々わかるじゃん。それに真緒ちゃんの「こっちから出て行くことないよ」って一言もすごくすきだったの。
でも映画の真緒ちゃんは潮田が現れた瞬間しゅるしゅるってちっちゃくなってくし、ってかそもそも25歳になってまで中学のときいじめてた子に「まだ真っ裸で徘徊してんの?真っ裸とかまじ頭沸いてるっしょ、変態」とか大声で言う大人もどうなの笑、と思ってたんだけど、
それってたぶん『松本潤が』浩介を演じるうえで必要なことだったんだろうなあと思って。
そこで真緒ちゃんがしゅるしゅるって落ち込んで、潮田が責めて、浩介が守ってあげないと、潤くんっぽくないよなあって。
映画の浩介は原作みたいに自分からおうちに誘う強さはないけど、堂々と真緒は真緒だ、とかつての同級生にいえる強さはあるんだなって。
で、それって女子の理想だよね!!!!


たぶんどちらのシーンも、
浩介と真緒 ではなく
松本潤が演じる浩介 と 上野樹里が演じる真緒
にとって必要だったからあえて変えられたシーンなのかな、と。回数重ねてわたしなりに解釈しました。


後、最後の結末についてなんだけど、原作がほんとにすきなわたしにとってはどうしても浩介には真緒のこと忘れて欲しくなくて、絶対忘れてないよね!!と思ってたんだけど、
先日三木監督がTwitterで、「忘れて欲しくないというのが愛なら、忘れて欲しいと思うのもまた愛だと思います」というようなことを言ってらして、そこでストン、と納得できて。
たしかにわたしが真緒ちゃんの立場なら、浩介には自分のことなんて忘れて他のしあわせを見つけて欲しいとおもうなあって。
でもなーーーーー!最後浩介が泣いてるところ見てると、本当に忘れてんのかな!?って気もしてきて!!だから潤くんにはどういう気持ちでこのシーンに挑んだのかぜひ聞いてみたいなあ。

こんな風に何回みても色々考えちゃうから、DVDになってまたみてもまた違う感想が出てくるのかなあとおもうと、はやく家でリピりたい!!!笑
あとぜひ、中学時代と現代の浩介と真緒4人で中学校でお芝居の練習をしたという風景も見てないんだけど、メイキングのカメラ入ってなかったのかなー?( ;  ; )期待!!!( ;  ; )


わたし妄想が趣味だから、陽だまりも決まってから映画公開までにこのシーンはこうやってほしい、とかついつい妄想しすぎてしまったところもあって、色んなことを考えてしまったけど、本当にきれいな映画で、そんなきれいな映画のなかにだいすきなひとがいるっていうのは本当にしあわせだなあと。
実を言うと、潤くんの雑誌ジャックで雑誌買い占めたもののまだ読めてない雑誌もあるし、買いそびれたりもしてるから、自分的には全然陽だまり終わってないんだけど、潤くんも次の作品にはいって映画も公開終わりかけてるから、ここらでひと段落かなあ。
でも、映画が決まって原作読んで、何度も読んで、泣いたり妄想したり、毎日Twitterに公式アカさんが載せてくれる写真みながら、わたしもがんばろう!と思ったり、みんなでクランクアップ見届けたり、ワイドショーみて潤くんがかっこよすぎて朝からちょっと泣いたり、徐々に雑誌祭りもはじまって本屋さんでレジに雑誌積み上げては金額にびっくりしたり、潤くんの電波ジャックに萌えしんでは毎日HDDの容量あけるのにかっすかすになったり、一年間ほんっっっとに楽しかったです!!ありがとう!!!

潤くんが、毎年秋になるとみたくなる映画にしたいと言ってくれたのがすごく印象的で、本当にファンのなかでそういう映画になるといいなあとおもうし、
きっと来年の秋また陽だまりをみて、しあわせな気持ちになってるんだろうなあという一年後の自分が想像できるから、潤くんにとっても、ファンにとっても、本当に大切な作品になったとおもいます。

はーーーーたのしかった!!!!

映画って焦らされるし、宣伝もみっちりされたら追いかけるの大変だけど、とっても楽しいししあわせだし、何よりヒットすればそのひとの 代表作 にもなるし、スクリーンでじたん拝めるなんてしあわせだし、
やっぱり増田くんにもいつか映画やってほしいなって、陽だまりラッシュ終えての感想は結局これでした(笑)
そ、その前にアルバムたのしみだけど!!!
久しぶりのテゴマス~!!!賛否両論いろいろあるけど、わたしは増田くんがすごく大切にしているものなので、わたしも大切にしようと思ってる派です^ ^
楽しみ~~~♡♡♡